OTOKANEの音ゲー部屋

OTOKANEが音ゲーについて持論を語ります

ソシャゲ音ゲーのはじめかた&上達法 その4

目次

はじめに

 更新が著しく遅れてしまい大変申し訳ございません。OTOKANEです。「ソシャゲ音ゲーのはじめかた&上達法」はこの4回目で最終回となります。今回はストレス無く続けていくための方法について説明しようと思います。1回目、前回の記事は以下に貼り付けておきます。

otokane.hatenablog.com

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 高難易度譜面が読めるようになったら、次はフルコンボや理論値を目指しましょう。前回の記事で低難易度から埋めるべき理由を説明した際にストレスを軽減することを強く勧めたと思いますが、これをさらに減らして長続きさせるためには腕前が及ばないのに狙わないこと粘着をしないことが大切です。また、インストールしてからの道筋を切らずに書きたかったので最後に回したのですが、基本的な上達法についてもお話ししていきます。どの音ゲーでも「練習と暗記」を中心として腕を上げていくことになります。記事の後半ではそのポイントをいくつか押さえています。

 

腕前が及ばないのに狙わない

 これ、逆に狙ってもいいのは同じくらいの難易度の曲を意識することなくフルコンボしたり理論値を取ったりできる場合です。それ以外のときはどう頑張ってもミスが出てしまいます。どうせどこかで間違えるのにわざわざ狙ってストレスをためるのは自滅行為ですし、伸びしろがあるのにスランプと決めつけて引退するというもったいない結果にもつながります。

 

粘着をしない

 諦めなければいつかは満足のいくリザルトが出るかもしれません。しかし、それでは実際の腕前(いわゆる「地力」)はさほど上がりません。粘着は譜面を覚えてしまうことで好成績を狙う方法ですが、これでフルコンボや理論値を取っても他の曲に対応できるわけではありませんから次でまた振り出しです。さらに粘着は泥沼にはまってしまうこともあり、そうなると達成できないストレスと長期間戦わなくてはいけません。そんなことをするぐらいなら地力を鍛えて譜面暗記に時間を割くことなく到達した方が圧倒的に楽です。

 

上達の基本:練習

 ここからは、今回含めこれまでの記事の内容を踏まえたうえで上達の基本について説明します。

 「練習」とは、要は「地力上げ」のことです。2つポイントがありますが、1つ目は前回説明した頻出パターンの把握です。初めたてでは来たノーツをとりあえず叩くことになると思いますが、これは高難易度になると行き詰まってきます。ここでできるようになって欲しいのは、「複数のノーツをまとめて認識すること」です。アーケード・スマホ問わず多くの音ゲーには、それぞれ頻繁に登場するノーツの配置があります。それが出てきたら一つ一つのノーツを見るのではなくパッと全体を見て動きに変換できるようにしましょう。色々な曲をやってよく出てくる配置を覚えてください。

 「練習」のポイント2つ目は、「前後間隔からのリズムの把握」です。難易度が低いうちはノーツと判定線の距離を1つずつ測って叩くことができますが(いわゆる「目押し」)、難しくなってくると例えば「乱打」や「トリル」が登場します。初心者でも聞いたことがあるかもしれませんが、16分音符以上刻むリズムで「乱打」はバラバラの位置に、「トリル」は2つの同じ位置に交互に降ってくるノーツの配置を指します。これを一つ一つのノーツに目を向けながら叩くのは上級者でも至難の業です。ではどうするのかというと、リズムはノーツがまだ上にあるうちに前後の間隔を見て把握しておき、あとは位置だけを見てそのリズムで叩き続けます。これをできるようにするには練習が必要です。まずは8分と16分から認識できるようにしましょう。厄介なのは3連符が絡んだときです(音ゲー界隈だと12分とか24分と呼ぶことの方が多いです)が、それも分かるようになれば合格です。がんばりましょう。

 

上達の基本:暗記

 「暗記」とは、文字通り譜面を覚えることですが、丸暗記とは違います。ではどういうことかというと、音ゲーでクリア・フルコンボ・理論値が埋まっていけば当然やることは減っていき、段々同じ曲(大抵は難しい曲)ばかりプレイするようになります。すると「この曲はここが難しかったな…」という風に譜面の特徴や難所をぼんやり覚えてくるようになります。これが「暗記」です。先述したように粘着で譜面を全て覚えようとするのは地力を伸ばすのにつながらないので一切おすすめしませんが、このような感じで自然と頭に入る程度であれば、どこで力を抜けばいいか、どこで身構える必要があるか、加減をコントロールすることができ効率良く好成績を取ることができます。

 

さいごに

 以上、4回にわたって私のソシャゲ音ゲーのはじめかたと上達法をお話しました。いかがでしたでしょうか?拙いところもあるかと思いますが、参考にしていただけたら幸いです。特に前回と今回では「ストレスなく」「楽に」という文言が頻繁に出てきましたが、これはとても大事なことです。ここで書いてきた上達法は続けなければ意味がありません。音ゲーはサボりに厳しいタイプのゲームで、少し離れるとあっという間にできなくなります。心の負担を軽くすることが長期間プレイを続けるための最も重要なポイントです。

 今後このように音ゲーの記事を書くかどうかは今のところ未定ですが、またどこかでこれを読んでいる皆さんとお会いできれば嬉しいです。これではこの辺で。OTOKANEがお送りしました。

ソシャゲ音ゲーのはじめかた&上達法 その3

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はじめに

 はじめましてこんにちは。OTOKANEです。ソシャゲ音ゲーについての3回目の記事になりますが、今回は高難易度への道のりについて説明しようと思います。前々回、前回の記事は以下に貼り付けておきます。

otokane.hatenablog.com

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 チュートリアルが終わったら、いよいよ長い道のりの一歩を踏み出すことになります。音ゲーをしていれば高難易度の攻略は一度は目指すでしょうし、むしろそれが醍醐味という方が多いでしょう(実際に私もそうです)。ここで大事になるのは難易度を上げるタイミング、例えばガルパならどの辺りでEASYからNORMALへ移るかということですが、確実に上達したければ私は解禁している曲は低難易度も全て埋めることをおすすめします。ソシャゲ音ゲーをプレイしている多くの方が低難易度を放置していると思うのですが、時間をかけてでも埋めるべき理由(目的)を以下で説明していきます。

 

全て埋めるべき理由1:精度

 全て埋めるべき理由の一つに精度の獲得があります。「大体慣れた」という段階で難易度を上げてもクリアはできますが、譜面が完全には読み切れず、多くの場合精度がガタガタになってしまいます。これだと後々フルコンボや理論値を狙うときに苦しくなってストレスが溜まります(次回以降の記事で述べますが、私は音ゲーを続けるにはノンストレスが最も重要だと考えています)。きちんと精度が取れるようになってからレベルを上げる方が楽しくプレイを続けられます。アーケードだと曲数が多いので全部埋めるのは重労働、というかお金がかかってしょうがないですが、ソシャゲ音ゲーは大した量ではないので(もしかしたら初めての方はびっくりするかもしれませんが実際アーケードに比べたら全然少ないです)、何も考えず埋めちゃう方が簡単だと思います。人によってはその難易度で理論値も取れるようになります。埋める作業がストレスと言う人もいると思いますが、自分の経験上高難易度で止まっている方がストレスは大きいです。

 

全て埋めるべき理由2:スピード設定

 2つ目の理由にスピード設定に慣れるということがあります。前回の記事でも少し触れましたが、原則難しい曲をやるにしたがってスピード設定は速くなります。難易度をどんどん上げていくとそれだけスピード設定も一気に速くなり、結果遅くするとノーツが詰まりすぎて見えない、だからといって速くすると見切れない、というどうしようもないことが起きます。全ての曲を埋めるようにするとその難易度でのスピード設定に十分慣れたうえで次に行けるようになり、調整がうまくできるようになります。

 

全て埋めるべき理由3:頻出パターン

 全ての曲を埋めるようにすると、頻出パターンを把握することができます。多くの音ゲーでは、頻繁に出てくるノーツの配置があります。これらを覚えておくことは、フルコンボや理論値を取るために必須事項になります。ここで「低難易度のそれを覚えたって仕方がない!」というツッコミが来そうですが、高難易度の頻出パターンは低難易度を応用したものが多く、簡単なものから練習していくことで難しくなってもうまく対応できるようになります。先述したように高難易度で止まるのはストレスが大きいですから、最初からそこで慣れようとするのはおすすめできません。

 

今回のまとめと次回予告

 短いですが次の話題まで書いてしまうとまとまりが悪くなってしまうのでここまでとしようと思います。今回は高難易度を目指すために全ての曲を埋めることとその理由について説明しました。音ゲーの上達法についてはああでもないこうでもないと様々な意見が飛び交っていますが、結局はそれぞれについて自分に合っている部分と合っていない部分を洗い出し、最終的に自力でやりやすい方法を編み出すのが一番良いと思います。この記事または次回以降の記事も参考程度に見て、最も自分に合った上達法を開発するようにしましょう。それではこの辺で。OTOKANEがお送りしました。

ソシャゲ音ゲーのはじめかた&上達法 その2

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はじめに

 はじめましてこんにちは。OTOKANEです。前回から始まったソシャゲ音ゲーについての記事ですが、今回は演奏画面の設定、特にスピード設定について説明しようと思います。前回の記事は以下に貼り付けておきます。

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 アーケード・スマホ問わず音ゲーをするにあたって絶対に無視できないのがスピード設定です。スマホ音ゲーの場合、デフォルトのスピードはものすごく遅い場合が多いです。とはいえ前回お話しした判定を掴むということができていないまま速くしても余計に分からなくなるだけですから、特に音ゲーが初めての方はそのままでもOKなのですが、結局全員がどこかの段階で調整を必要とすることになるのでここで説明します。

スピード設定

 自分で数字をいじることもできますが、やっている音ゲーによっては腕前などに応じて「○○用設定」といったものを用意してくれている場合がある(例:グルミク)のでまずそれを探してみましょう。ここからは無かったかあったけど合わなかった場合の調整方法を説明します。基本的に少しずつ上げていって自分に合っている速さを探すのですが、最初はざっくりでも大丈夫です(例えばガルパなら小数点以下を無視して1.0ずつ上げるなど)。理由はよく分かりませんが、多くの場合数字が大きくなってくると速度の変化も大きくなるので、そうなってから細かい調整を始めます。

 このスピード設定ですが、難しい曲になると「これくらいのスピードじゃないとノーツが詰まって認識できない」といったことが起こることがあります。しかしここで無理に上げてはいけません。無理に上げると速すぎて他の曲ができなくなりますし、その難しい曲もできるようになる訳ではありません。これは個人の経験と観察によるものですが、腕前とスピード設定にはある程度相関があります。というのも、自分にとって難しい曲が段々できるようになってきたときに、ノーツの詰まりを感じてスピード設定を変える場合がほとんどだからです。設定よりも先に自分の腕前を疑うことを忘れないでください。

その他演奏画面の設定

 スピード設定以外にもゲームをやりやすくするための設定項目は色々とあります。まずノーツに関して言えば、スピードの他に形状があります。デフォルトだと円型の場合が多いですが、これを直線型にすると譜面がすっきりします。「ノーツが詰まって見える…でも速くすると見えない…」というときに試してみましょう。またソシャゲ音ゲーだとキャラクターも大事な要素ですからほとんどの場合カットインやセリフ、演出が入るようにデフォルトで設定されています。これについては完全に好みだと思いますので、「うるさくてイライラする!」と感じたら消す程度でOKです。

今回のまとめと次回予告

 今回はスピード設定など、演奏画面の設定について説明しました。「スピード設定を変えたら全然できなかった曲が急にできるようになった」ということはよくあります。常に自分にとって最も良いコンディションでプレイできるように、他の項目も含めて細かく調整しましょう。次回は高難易度に挑戦するまでの道のりについてお話ししようと思います。それではこの辺で。OTOKANEがお送りしました。

次回の記事

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ソシャゲ音ゲーのはじめかた&上達法 その1

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はじめに

 はじめまして。OTOKANEと申します。音ゲーの腕前はアーケードならCHUNITHMレート14.38(金)、ソシャゲならガルパの28FCが2曲(God knows…、シュガソン)あるくらいです。大して上手いわけではありませんが、歴だけは14年と同年代の中では長めとなっています。

 さて、これが私の初めての音ゲーに関する記事となるのですが、その話題は表題にある通り、ソシャゲ音ゲーのはじめかたと上達法です。アーケードの腕前はまだまだ発展途上で、自分の中でこれだというものはまとまっていないのですが、ソシャゲであれば、まあ、そちらも周囲には遠く及ばないもののほぼ決まったやり方を実践できているので参考にしていただけると思いました。最後まで読んでいただければ幸いです。

 この記事は週1で更新する予定です。主に初心者の方に向けて書こうと思いますが、上達法についてはある程度腕前を持つ経験者の方も参考にできると思います。今回の話題はインストールしてからチュートリアルまでの流れ、特に判定の掴み方について説明します。

 

インストール

 まずインストールしないことには始まらないのでアプリストアからすきなものを選んでインストールしましょう。私はiPhoneを使っているのでApp Storeを例にしますと、「ゲーム」タブから「ミュージック」というカテゴリを開いて「トップ無料」を見れば、大量のカジュアル系ゲームに交じってソシャゲ音ゲーがちらほら出てきます。あとはそれぞれアプリの説明書きを見ていって、自分の好みに合いそうなゲームを選びましょう。

 

チュートリアル

 インストールしたゲームを開いてログインすると、最初はストーリーや登場人物の設定などとともに操作方法の説明すなわちチュートリアルが始まる場合がほとんどです。少し脱線しますが、音ゲーの場合はこの辺りでかなり重め(昔からあるやつだとGB単位)のデータダウンロードがあるので注意してください。基本的には画面の指示に従っていけば大丈夫です。ここで最も重要になるのは、まあ音ゲーですから当たり前なのですが演奏画面のチュートリアルです。ノーツの意味と操作方法だけでなく、落下のしかた(加速・減速など)を把握して判定を掴めるようにしましょう(チュートリアルで掴めなかったら低難易度を埋めて慣れましょう)。以降は初心者の方に向けてのお話になりますので経験者の方は読み飛ばしてしまってOKです。

 「音ゲーが苦手な人」がよく言うこととして、「ちゃんと叩いてるのに判定が合わない!ずれてる!」というのを度々耳にしますが、正直なところこれで本当にずれている場合はほとんどありません。ではどうすればいいのかということですが、まずこのような人の多くはノーツが判定線に来てから指を動かし始めてしまっています。自分がそのようになっていないか確かめられる要素に、指の動きのぎこちなさがあります。ノーツが判定線に来てから動かすと慌てて押す感じになるため、自分でも違和感を抱くほどになっていると思います。理想は滑らかに指が動くように、指が画面に到達するまでの時間を計算して、「これは速い、これは遅い」と少しずつ調整していってください。調整をしてもまだおかしいと思ったら、それは自分の感覚と判定が合ってないか本当にずれているので判定調整をしましょう。設定画面のどこかにあるはずです。

 

今回のまとめと次回予告

 今回はインストールとチュートリアル、特に判定の掴み方について説明しました。判定は音ゲー初心者の方が最初につまずくポイントですが、これができればまず低難易度は安定させられるのでがんばりましょう。逆にこれがどんな音ゲーでもすぐに掴める方は素質があると言えます。次回は主にスピード設定についてお話ししようと思います。それではこの辺で。OTOKANEがお送りしました。

 

次回の記事

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